windowsXP専門カスタマイズ

仮想メモリの最適化

「仮想メモリの最小値が低すぎます。」と警告が出たことがあるでしょうか?これはあなたが使用しているXPに搭載されている物理メモリと初期設定されている仮想メモリのサイズを合わせたサイズを超えるデータを要求されたために表示されます。

この警告に出会った方も出会ったことのない方も、仮想メモリは自分で設定しなおすべき項目の一つでしょう。

まず物理メモリと仮想メモリとはどのようなものなのでしょうか?

物理メモリ
パソコンショップやチラシなどでよく見かける「128M」「256M」「512M」「1G」などと掲載されているのを見たことがあるでしょう?物理メモリとはそのまま物理的なパーツのメモリのことです。非常に高速に処理することが出来ます。
仮想メモリ
物理メモリのサイズ以上にデータ領域が必要になった場合に、使用していないデータを仮想メモリに一時的に格納することによって、搭載されている物理メモリ以上のデータを扱えるようにするための機能です。後述しますが、ハードディスクに用量を確保するため、物理メモリに比べて処理速度が劣ります。

XPでは同時に複数のアプリケーションを立ち上げて作業する際に必要なデータを格納する物理メモリが使用されていますが、それを補うものが仮想メモリになります。最近のXPにはギガクラスのメモリが搭載されていますが、少し前のXPだと256Mや512Mなどが主流でしょう。その場合だと大きなファイルを扱ったり画像や動画の編集を行ったりするには物理メモリだけではデータが溢れてしまいます。ここで仮想メモリが登場するのです。ハードディスク内に仮想的にメモリ領域を確保し、そこに物理メモリ内で使用していないデータを退避させます。必要に応じて物理メモリと仮想メモリの間でデータのやり取りが発生(スワップと言います)するのですが、これが頻繁に起きるようだとアプリケーションの処理速度が遅くなってしまうのです。

物理メモリを増やすことが出来ればそれでいいのですが、仮想メモリを上手に設定することで解決できる場合もありますで、仮想メモリの増やし方を紹介します。

また物理メモリを1G以上のものを使用しているのであれば仮想メモリを使用しないほうがXPの処理速度が上がることがあります。下記の手順の中でページングファイルをいじるところがあるので、そこで無しにしてください。

仮想メモリの設定手順

私の場合はCドライブの要領が小さいのでDドライブに移動しました。例として、デフォルトの状態でCドライブからDドライブへ変更する手順で進めます。

  1. [windows]+[Break]を押してシステムのプロパティを表示させます。
    • システムのプロパティ
  2. タブから詳細設定を選択すると、中にパフォーマンス、ユーザープロファイル、起動と回復と大きなまとまりが3つありますが、ここではパフォーマンスの欄にある設定をクリックしてください。
    • システムのプロパティ - 詳細設定
  3. パフォーマンスオプションが表示されたはずです。更にそこからタブの詳細設定を選択してください。そこの一番下にある仮想メモリの欄にある変更をクリック。
    • パフォーマンスオプション
    • パフォーマンスオプション - 詳細設定
  4. 仮想メモリが開きましたね。初期状態では仮想メモリはCドライブにあるはずです。Cドライブの空き容量があればそのままでいいのですが、空き容量がない場合はほかのドライブに仮想メモリを移動したほうが無難です。
    • 仮想メモリ
  5. 仮想メモリが置かれているCドライブを選択します。下に3つのチェックボックスがありますね。そこからページングファイル無しを選択して設定をクリックしてください。
    • 設定を押さないと変更は適用されませんので気をつけてください。
  6. 次にDドライブを選択し、カスタムサイズにチェックを入れます。そして初期サイズと最大サイズに値を入れて設定をクリックします。このとき両方の値ですが、目安としては搭載している物理メモリの150%を入力すればよいでしょう。例えばあなたのXPが使用している物理メモリが256Mだった場合は484といった具合です。

CドライブにせよDドライブにせよ気をつけるのはページングファイルの数値です。コツは初期サイズと最大サイズを同じ値にすることです。こうすることによってファイルの断片化を防ぐこともできます。つまりXPの安定化と高速化につながります。

  • 仮想メモリ設定例

Copyright © 2006-2009, windows XP 専門 カスタマイズ. All Rights Reserved. Powered by kei